救命救急センターと高度救命救急センターの違いとは

救命救急センターとは第三次救急医療機関ともいい、地域の医療計画のもと指定された医療機関だ。

原則24時間体制で、重篤の救急患者を受け入れる体制が整っている医療機関のことである。入院や緊急手術が必要のない一次救急や、入院や手術が必要な二次救急の後方病院として位置づけられ、転送患者は必ず受け入れなければならない。

そして救命救急センターは20床以上の専用病床や、専用の集中治療室を有している必要がある。他にも専用の診察室に検査室や手術室があり、それらの施設は耐震構造であることを含む。救命救急センターには、三次救急の専門知識がある医師や看護師なども確保されていることが求められる。

一方、高度救命救急センターは、救命救急センターに受け入れられる患者の中でも、特に重篤な患者を受け入れて診察をする施設のことだ。しかし、役割区分がはっきりしていないため、救命救急センターでも同様の患者の診療を行っている。高度救命救急センターである基準としては、広範囲熱傷や指肢切断に急性中毒などの特殊な疾患患者を、救命医療できる高度な医療や医療機器を有していることにある。

また、特殊疾患患者に24時間対応出来て、その業務を行うことができるに必要なスタッフが配置されていることも必要だ。医師や看護師も、手術に必要なスタッフが常時対応出来るように待機されていなければならない。さらに、三次救急の専門医の中には、各科の専門医や看護師以外にも、診療放射線技師や臨床検査紙師の確保が求められている。